インフォームドコンセントを重視している

小児歯科が治療計画や治療費について、治療計画やメリット・デメリット、費用や期間などの情報を保護者へしっかり伝えているかを見極める必要があります。

あらゆる医師は治療前に適切な説明を提示し、保護者の納得や理解を促した上で同意を得なければなりません。このとき医師が行う説明のことを「インフォームドコンセント」と呼びます。

もちろん小児歯科も例外ではありません。インフォームドコンセントを重視している小児歯科であれば、保護者と子供の気持ちなどを尊重し、最適な治療方法を提案します。

治療法を子供に合わせて選択できる

子供それぞれに歯並びや歯の生え方が違うため、その子供の歯並びや歯の成長に合わせた治療を提案する小児歯科師であることも重要です。

特に矯正治療では歯に装着する器具にも種類があり、それぞれのメリットとデメリットも異なります。子供の歯並びや顎の大きさ、日常生活なども影響するので、最適な装置は同年齢の子供であっても同じとは限りません。

可能な方法を全て説明する小児歯科であれば、保護者が子供にとって最適な器具を選べるのです。治療法がひとつしかない場合は、他に方法があるかを確認することを推奨します。

相談しやすい

治療や予防、メンテナンスなどについて、保護者の方が疑問に思ったことを相談しやすく、治療を迷っているときにも無理強いしないという点も大事なポイントです。特に子供が歯科矯正治療を行う場合は、治療が長期間に渡るため診療システムや費用、治療期間などがわかりにくく、保護者の方も不安に感じることが多い傾向にあります。小さなことでも時間を取って聞いてくれる小児歯科師であれば安心です。

子供が楽しめる工夫をしている

歯医者に対する子供の恐怖心を和らげ、少しでも楽しめるような工夫を行っている小児歯科なら、子供が通院しやすくなります。例えば「歯科医師やスタッフがよく褒めてくれる」「治療が終わったらご褒美をもらえる」「スタッフが子供の扱いに慣れている」「キッズルームがある」などです。

アクセスや予約システム

小さな子供を連れて来院する場合は車で来られる方が多く、駐車場が完備されている小児歯科であれば来院しやすくなります。また、いつでも手軽に予約ができる予約フォームがあると、診療時間を気にせずに仕事の合間や夜間などにインターネットで予約が可能です。

矯正治療の場合

• 矯正歯科と小児歯科を併設している

子供の矯正治療では、虫歯予防や歯の発育などを見ながら治療を行わなければなりません。矯正治療で通院する場合は、小児歯科と矯正歯科を併設している小児歯科を選ぶと安心です。