効果は永久的ではない

ホワイトニングは一度施術をすれば一生白い歯のままだと考えている方もいらっしゃるかと思いますが、効果は永久的ではありません。ホワイトニング前と同じレベルまで戻ってしまうということは少ないですが、時間とともに白さは失われていきます。オフィスホワイトニングの場合、持続期間は約3～6ヶ月のため、白さを維持したいなら1年に1～2回は再度ホワイトニングを行いましょう。

また、少しでも長く白さを維持できるよう、毎日きちんと歯磨きをしたり、定期的にクリーニングをしたり、色の濃い食べ物・飲み物はなるべく減らしたりなど、普段から気をつけることが大切です。

効果には個人差がある

同じホワイトニング剤を用いて施術を行ったとしても、人それぞれ元の歯の色が異なるため、全員が同じように白くなるわけではありません。歯科医院では、「思っていたよりも白くならなかった」といったことにならないよう、事前にカウンセリングをしっかりと行い、仕上がりのイメージを共有していますのでご安心ください。

副作用が出る可能性がある

ホワイトニングの副作用として、「歯がしみる」などの知覚過敏があります。これは歯の表面にあるエナメル質が失われることで、歯の本体である象牙質が露出してしまっていることから起こる症状です。この症状は一過性であり、24時間以内には治まることが多いためご安心ください。

また、知覚過敏を抑えるため、フッ素塗布を行うことも可能です。

ホワイトニングができない場合もある

歯に塗布する薬剤は基本的に体内に取り込んでも人体に害を及ぼすことはありませんが、抵抗力が弱い赤ちゃんや胎児に影響が出ないとは限りません。そのため、妊娠中・授乳中の方はホワイトニングの施術は控えたほうがよいでしょう。

また、知覚過敏・虫歯・歯周病などの症状がある方はホワイトニングで使用する薬剤によって強い痛みが出たり、悪化したりする可能性があるため、治療を優先します。

他にも、歯の神経に影響が及び変色している場合もホワイトニングでは効果が期待できません。