勉強会だより・セミナーのお知らせ

2019.9.28

M’sミーティングをしました

『世界でも常識!?虫歯予防の大切さ!』
現在日本では、8020運動を中心に予防歯科の意識が浸透しつつあります。学生の皆さんは特定月に学校で虫歯の健診があり、1年に1回は口の中を診てもらえます。また、2003年にはWHOで「2020年までの口腔保健に関する国際指標」が提示され、世界的に見ても口腔疾患を予防して、口の健康を守ろうという意識が高くなっています。

『虫歯予防で医療費削減!とっても多い予防のメリット!』
現在日本の医療費の中で歯科医療費には年間約2.9兆円かかっています(H29年実績)。年々増加する医療費と比例して、歯科医療費も少しずつ上昇傾向にあります。虫歯予防は、医療費の抑制にも繫がります。お家での口腔ケアと合わせて、歯科でお口のメンテナンスをすることで、定期的にお口クリーニング代というコストがかかりますが、虫歯のリスクが下がり、自分の口の中を守ることが出来ます。また、お口の中の歯周病菌は身体に入って様々な疾患に悪影響を及ぼします。定期的に、歯科でメンテナンスを行い、菌のコントロールを行う事で、こういった全身疾患のリスクも下がります。

【虫歯、歯周病予防における定期メンテナンスのメリット】
・歯を健康に保ち、自分の歯を守れる。
・虫歯を早期発見でき、早い段階から治療することで、自身の歯を残せる確立が上がる。
・歯石除去により菌をコントロールする事で、歯周病菌の全身疾患への影響を減らせる
・虫歯治療の医療費が減り、家計や国家の財政にとってプラスになる。
 等・・・。
大きく上げただけでもこのようなメリットがあります。ハミガキ、フロス等のお家でのメンテナンスと、歯石除去、歯ぐきの検査といった歯科でのメンテナンス。これらを正しく続ける事で、口腔内疾患の予防だけでなく、全身疾患の予防に繫がります。お口は体内への入り口です。しっかりケアして、健康な毎日を過ごしていきましょう。