2023.4.1

銀歯と白い歯について

みなさんこんにちは。サンシャイン歯科の笹井です。もうすぐ3月だというのに寒い日が続きますね。急激な気温の変化は身体に大きな負担をかけます。食事、睡眠をしっかり確保し、免疫力を上げ、体調を崩さないように気を付けていきましょう。

『銀歯と白い歯について』
ある程度の虫歯を治療する時に被せ物を何にするか?という選択が現れます。保険、自費それぞれ使える素材が違うので悩まれる方も多いと思います。その中でも今回は、保険の銀歯、CADCAM、自費のジルコニアについて簡単に説明したいと思います。
・銀歯について
≪メリット≫
保険適応でコストを抑えられる
≪デメリット≫
歯より固いので噛み合わせが強いと歯が欠ける可能性がある
銀が水に溶けやすく、歯ぐきの変色や金属アレルギーのリスクがある
・CADCAMについて
≪メリット≫
保険適応でコストを抑えられる
白い素材でアレルギーや歯ぐきの変色のリスクを抑えられる
≪デメリット≫
噛み合わせによっては割れてしまうリスクがある
強度的に使えない歯がある
強度を出すために素材の厚みが必要で、元々の歯の削る範囲が大きくなる
・ジルコニアについて
≪メリット≫
強度がある白い歯で奥歯でも問題なく使える
薄くても固いので、元々の歯の削る範囲を抑えられる
見た目がきれいで変色しにくい
≪デメリット≫
自費なのでコストが高くなる

このようにどの被せ物にするかによって特徴が異なってきます。どの被せ物にするかしっかり考えて、選ぶことをおすすめします。