2020.8.2

『歯みがき粉についてのお話』

『歯みがき粉についてのお話』
皆さんは歯みがきの時に歯磨き粉は使っていますか?最近では、フッ素が多く入っていたり、ステイン除去力が高い物だったり、歯ぐきのケア成分を配合した物だったり、多くの種類がありますよね。形状に関しても、普通のペースト状の物や、ジェル状の物、液体歯磨きもありますね。おそらく店頭に一番多く並んでいるものは普通のペースト状のものだと思います。今回は、これらの歯磨き粉について簡単に特徴を紹介し、歯磨き粉を選ぶ際に役立ててもらえたらと思います。
【形状について】
・ ペースト状 一般的に一番店頭で見かけるタイプになります。特徴として泡立つタイプが多く、スッキリ感が得られます。低発泡のものもありますが、泡立つのでどうしてもすすぎが多くなりがちです。フッ素を口腔内に多く残す為にも、出来るだけすすぎは少ない方がいいので、好みが分かれるところだと思います。
・ ジェル状  ジェルタイプのものになります。泡立ちがあまりないので、歯の状態を見ながら磨くことが出来ます。また、研磨剤不使用の物が多いので、知覚過敏や歯ぐきが弱っている人でも、歯ぐきを傷つけずに磨けます。また、電動歯ブラシや音波ブラシを使っている方にも、研磨剤不使用のものがおススメになります。研磨剤が入っていると、ステインや着色は落としやすくなるのですが、歯を研磨することになるので、電動ブラシだと回転数が多く歯への負担が大きくなりがちです。
・ 液体状   液体のものになります。リステリンやGUMデンタルリンス等があります。特徴として、液体なので薬剤が隅々まで行きわたるのがメリットになります。ただ、フッ素が入っているものが無いので可能であれば、他の歯磨き粉と併用した方がいい事もあります。
歯磨き粉は種類が多く自分に合ったものを選んでみましょう。毎日使うものだからこそ、しっかりしたものを選びましょう。