2020.3.6
『お口の状態と感染症の関係について』
口腔内の状態とインフルエンザや風邪等の感染症には大きな関係があります。口腔内の状態が悪いと、これらの病気への感染率が上がってしまいます。原因としては、口腔内細菌が、口の中でタンパクを生み出し、これがウイルスの気道内への侵入を助けてしまうのです。口の中の状態は人それぞれですが、ハミガキをしっかりしていなかったり、歯石を取っていなかったりすると、必然的に口腔内の状態は悪くなり、防衛機能が低下してしまいます。その結果、口腔内を経由して体内にウイルスが入り込み、インフルエンザ等に感染するリスクが上がってしまいます。特に、歯石はただの汚れではなく、色々な菌が集まって形成された菌の塊です。これを定期的に歯医者さんで除去することで、口腔内環境の改善や、歯周病、虫歯の予防にも繫がります。併せて、おうちでのケアも一緒に行い、口腔内環境をより良くしていきましょう。ハミガキとフロスを一緒に行うことが、おうちでのケアには効果的です!