2019.5.18

科学的に証明されました!夜更かしで虫歯リスク増加!?

みなさんこんにちは。サンシャイン歯科の笹井です。

GWも終わり、忙しい毎日が始まりますね。みなさん体調は崩されていませんか?これから夏に向けて気温も上がってきます。この時期の風邪は長引きがちです。体調管理に気をつけて、頑張っていきましょう。

『科学的に証明されました!夜更かしで虫歯リスク増加!?』

先日、北海道医療大学や北海道大大学院の研究チームが、夕食や就寝の時間が遅くなると子供の虫歯リスクが増えるという研究結果を発表されました。

実験によると、1歳~16歳を対象に、食事、就寝、ハミガキの時間を記録し、分析を行ったところ、年代によって虫歯との関係が見られた。

2~7歳は夕食や就寝の時間が遅かったり、夕食の時間にばらつきがあると、虫歯が多い傾向にあった。11~16歳の場合、夕食時間のばらつきに付いてのみ虫歯との関係が立証された。これにより、子供さんの年齢が小さい程、夜型生活によって虫歯へのリスクが高まる事が証明された。

『夜の間食は身体にもお口にも負担増!』

夜は身体を休める時間です。必然的に身体も、エネルギーを溜め込むモードになります。ダイエットをするときに、夜に摂取するカロリーを減らし、食べるのであれば朝にしっかり食べるように言われるのはこの為です。夜に取ったカロリーは消化され辛く、体重増加の一因になります。お口の中に関しても、夜は唾液の分泌量が減るので、再石灰化の効率が悪くなってしまいます。そんな時に間食で定期的に虫歯菌へエサを供給してしまうと、いくらハミガキをしたとしても、虫歯のリスクは高まってしまいます。また、食後30分程は、食事の再に発生した酸で、歯がダメージを受けているので、出来ればハミガキをするときも食事から30分以上は空けてから行ったほうが、酸蝕歯のリスクを減らす事ができます。このように、夜間の間食は身体にとっても、お口にとっても、負担が大きく、出来れば夜間の間食は控えたほうがよさそうですね。