2023.7.21

高齢者と虫歯について

みなさんこんにちは。サンシャイン歯科の笹井です。7月に入り暑い日が続きますね。野外での活動の際は水分補給に気をつけて熱中症にならないようにしましょう。室内でも、温度が上がりすぎると熱中症のリスクが上がります。空調による室温管理をしっかり行い、夏の暑さ対策をしていきましょう。

『高齢者と虫歯について』
高齢者は虫歯になりやすかったり、虫歯の進行が早かったりすると言われています。原因は様々ですが、主な原因として、唾液の分泌の減少、エナメル質が薄くなっている事、歯茎が下がることでエナメル質の薄い部分が露呈してしまう事等があげられます。虫歯や歯周病をそのままにしておくと、様々な病気の引き金になります。特に高齢者は、肺炎や動脈硬化のリスクが上がり、直接命に係わる事態の引き金になりかねません。普段から歯科でのメンテナンスを受け、歯周病を予防していきましょう。また、痛みがでたり、虫歯っぽいと感じたりしたら、我慢せずに早めに歯科を受診しましょう。

『しっかり噛むことでボケ防止に!』
しっかり噛むことで脳の血流が良くなり、刺激が与えられるので、アルツハイマーの予防になります。また歯周病を予防する事で、脳の血管内で歯周病菌が炎症を起こし、血管を詰まらせる事を予防し、脳梗塞や脳の血管が硬くなることで引き起こされる型のアルツハイマーの予防にもなります。たかが口の中と軽く考えずに、しっかりとお口をキレイに保つ事が、健康寿命を延ばすことにつながります。いつまでもしっかり噛めるように、お口の中を大切にしていきましょう。