2022.6.18

保険の白い歯について

 みなさんこんにちは。サンシャイン歯科の笹井です。朝夕で寒暖の差が激しい季節になってきました。昼間は夏のように暑いのに、朝夕は肌寒い日が続いています。急激な温度変化は身体に大きな負担がかかります。栄養をしっかりとって、睡眠時間を確保し、健康管理に努めていきましょう。

『保険で白い歯にできる範囲が広がりました!』
世界情勢の影響で、銀の価格が大きく上がり、それに伴い銀歯の価格も上がっております。そういった影響もあってか、CADCAMと呼ばれる保険で出来る白い歯の適応範囲が広がり、これまで出来なかったInと呼ばれるタイプが適応されるの症例でも白いCADCAM Inが使えるようになりました。素材の性質上、どのような口腔内でも使えるわけではないのですが、これにより条件を満たせば保険で白い歯を入れられる範囲、症例が広がりました。
『保険の白い歯のメリット、デメリットについて』
【メリット】
・ 白いので審美性に優れる
・ 金属を使っていないのでアレルギーのリスクが低い
・ 水に溶け出しにくいので、銀歯のように歯茎が黒くならない
・ 神経を取った場合、土台もファイバーコアが使えるので根が割れるリスクを軽減できる
【デメリット】
・ 銀歯と比べると割れやすい
・ 銀歯より深く削る必要があるので、慣れるまで少ししみることがある
・ 歯の状態や口腔内の条件により使えない事がある

保険の白い歯にもこの様にメリット、デメリットが存在します。ただ、口腔内に金属を入れないことはとても大きいメリットで、身体の健康といった意味でも、今回保険でCADCADが使えることになったのは大きいと思います。これまで銀歯で悩まれていた方は、一度歯科で相談してみて下さい。この様に制度も技術も日々進歩しています。以前とは違った解決法が見えてくるかもしれません。