2022.3.10

口の中と身体の関係について

みなさんこんにちは。サンシャイン歯科の笹井です。今年も残りわずかですね。年末年始は何かと忙しい時期になります。早め早めに予定を立てて、落ち着いた年末年始を迎えられるよう行動していきましょう。

『口の中と身体の関係について』
口腔内の環境が身体全体に与える影響はとても大きいです。虫歯や歯周病を放置したり、歯石や歯垢をそのままにしていたりすると、口腔内の悪い細菌が増え、身体全体に悪影響を及ぼします。なぜ口の中の菌が身体全体に影響を与えるかというと、口の中と身体は血管を通して繋がっているからです。血管を通って口の中の悪い菌が体内を巡る事で、様々な問題を引き起こします。脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上がったり、感染症のリスクが上がったり、その問題は決して小さいものではありません。特に糖尿病の方は、歯周病菌がインスリンの働きを阻害するので、病状を悪化させてしまいます。メタボや肥満症、糖尿病予備軍の方にとっても歯周病による影響は深刻でしっかりと歯科でのメンテナンスを受け、口腔内環境を清潔にしておくことが望まれます。

『お口の健康は身体全体の健康に繋がります』
お口の中を清潔に保つことで、感染症へのリスクも下がりますし、歯周病菌が及ぼす全身への影響も下げることができます。たかが口の中と思って、放置していると、ある日突然歯周病菌が牙をむきます。そうなってからでは、お口の中だけの問題ではなくなっています。歯周病は症状もあまりなく、痛みもないので進行していても気づきにくいです。歯が抜けたり、ゆれたりして始めて歯科に行こうと思う方もいると思います。虫歯も行くのがめんどくさかったり、苦手意識があったりして放置している方もいると思います。ですが、その選択が取り返しのつかない結果に繋がることもあります。気になる方は早急に歯科を受診してお口の状態を改善していきましょう。