2022.2.12

ドライマウスの影響について

みなさんこんにちは。サンシャイン歯科の笹井です。まだまだ寒い日が続きますが、お変わりございませんか?新型コロナウイルスの影響が再び大きくなってきましたね。虫歯や歯周病、歯石をそのままにしておくと、口腔内環境が悪化します。お口の中の環境が悪いと、ウイルスにかかりやすくなります。こんな時期だからこそ、お口の中をしっかり清潔に保ち、身を守っていきましょう。

『そのままにしないで!ドライマウスの影響について』
お口の中が乾きやすかったり、気がつくと口の中が粘ついたりするそんな症状はありませんか?もしかしたらドライマウスかもしれません。ドライマウスは、その名の通り、何らかの理由で唾液の分泌が減り、お口の中が乾燥してしまう症状です。唾液には様々な役割があり、これが減ってしまうと、様々な悪影響があります。唾液には抗菌作用があるので、この分泌量が減ってしまうと、虫歯菌や歯周病菌への抵抗が下がってしまいます。同様に、対外から進入してくるウイルスや細菌への防衛力も下がるので、風邪や肺炎のリスクが上がってしまいます。

『ドライマウスを改善したい!』
ドライマウスの原因は様々ですが、加齢やストレス、薬の副作用など様々です。生活リズムを整え、リラックスすることも重要です。また食後にキシリトール100%のガムを噛んで唾液の分泌を促進したり、舌で前歯の上下の歯茎をなぞる様に動かす舌の体操を行うことも効果的です。しっかり水分をとって、これらの対策を繰り返すことで、唾液の分泌を促進することができます。
ドライマウスが、どうしても気になる方は、一度ドライマウスに詳しい歯科や口腔外科を受診してみるといいと思います。病気が原因でドライマウスが起こっている可能性もあるので注意が必要です。