2022.4.22

虫歯は感染症です

みなさんこんにちは。高松市の歯医者さんサンシャイン歯科の笹井です。4月も終わりに近づき、暖かい日が続きますね。まだまだマスク生活は終わりが見えず、外出時のマスクが生活の一部になりつつあります。マスクで口元が見えないからこそ、気になっていた歯や虫歯を治すチャンスです。一人で悩まずに歯医者さんに相談してみてください。歯科での治療は日々進化しています。思わぬ解決法に出会えるかもしれません。

『親と子どものお口の状態は比例しやすいの!?』
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、虫歯や歯周病は感染症です。赤ちゃんの口の中には虫歯菌や歯周病菌はいません。周りの大人たちから菌が口の中に入り、虫歯や歯周病に感染してしまうのです。感染経路はキスや、親が使っていたはしやスプーンでそのまま子どもに食べさせたり、親が口をつけた食べ物を与えたりと様々です。そのため、親の口の中が虫歯だらけだったり、歯周病が進んでいたり、虫歯の治療跡が多かったりすると、子どもの虫歯や歯周病のリスクが跳ね上がります。特に乳歯の萌出期である1歳くらいから3歳くらいまでは、一番感染しやすい時期ですので注意しましょう。

『お口を清潔にして家族のお口を守りましょう!』
虫歯や歯周病はそのままにしておくと、ドンドン悪化してしまいます。「痛みが無いからそのままにしておこう」、「詰め物が取れたけど忙しいからそのままにしておこう」、と放置していると取り返しのつかない事になるかもしれません。歯を失ってしまってから後悔する前に、歯医者さんを受診しましょう。虫歯の治療はもちろんですが、お家でのケアと併せて数ヶ月毎の歯科メンテナンスを行うことで、口の中を清潔に保てます。家族みんなでお口をきれいにして、感染を予防していきましょう。