2018.6.23

大人から子どもまでお口の健診で虫歯予防!

 皆さんこんにちは、サンシャイン歯科の笹井です。本格的な梅雨入りで最近天気がぐずついていますね。雨がたくさん降ると外出する気が起きなくなってしまいますよね。こんな時だからこそ、読書やDVD観賞など室内で楽しめる事を見つけてみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかもしれませんよ

 

『健診とマタニティーセミナーのご報告!』

 先日、ひなたぼっこさんで訪問健診を、サンフラワーマタニティクリニックさんでマタニティーセミナーをそれぞれ行わせて頂きました。

訪問健診では、みんな大きく口を開けて虫歯がないか診させてくれました♪子供さんの中には、歯医者さんが怖かったり、歯医者さんの音や器具に恐怖心を持ったりする子も少なくありません。小さい頃から歯医者さんで健診を行い、歯科に慣れてもらう事で子どもさんに楽しんで歯科を受診してもらえるようになります。

 マタニティーセミナーでは、お母さんのお口の状態が、お腹の赤ちゃんに与える影響や、虫歯、歯周病菌が妊婦さんに与えるリスクなど、色々な話をさせて頂きました。妊娠中は、間食が増えたり、つわりの影響でハミガキが出来なかったりと虫歯のリスクが大きくなりがちです。お母さんが虫歯だと必然的に、子どもの虫歯リスクも上がります。子供さんだけでなく、お父さん、お母さんも日頃から虫歯予防を心がけ、家族で虫歯リスクを減らして生きましょう♪

 

『虫歯予防の大切さ』

 虫歯はどこまで進行しているかで、治療の内容が大きく異なってきます。初期の虫歯であれば、再石灰化を促進して自然治癒を期待できるケースもありますし、白い詰物を塗ってその日に治療できるケースもあります。しかし、虫歯が神経まで到達してしまうと、歯の神経を取り、歯の根っこに土台を立て、上の部分にクラウンと呼ばれる被せ物をつける事になります。ここまでいくと数日で簡単に治るというわけにもいかず、何回も通院を重ねなければいけなくなります。虫歯で歯を失ってしまうと言う事は、口の中の環境や、ハミガキ、食生活等のメンテナンスが十分に出来ていない可能性が高く、その後も同じ生活をしていると、同じ事の繰り返しで何度も歯を失うことになります。

皆さんは、ダイエットをしたことがありますか?それと似ています。ダイエットは体重を減らす事が目的ですが、実際一朝一夕で落ちるものではありませんよね。食生活の改善や運動、生活リズムの改善など、日々の積み重ねが体重増加の予防になります。体重は、減らす事の方が、増やす事よりも大変なのです。虫歯も同じ様に、毎日の予防や定期的な歯石除去、メンテナンス等予防に力を入れることで、虫歯のリスクを下げる事が大切です。大きな虫歯になってしまうと、治すのに時間もコストもかかってしまいます。虫歯も予防していく方が大変ですが、しっかりメンテナンスし、自身の歯を残す事で将来の食事の満足度や綺麗な歯による審美的な満足度、さらには、全身の疾患のリスク低下にも繫がります。最近、歯周病が糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞、早産などあらゆる病気のリスクを上げることが知られてきました。虫歯の予防、歯周病の予防は口の中の健康だけではなく、全身の健康に大きく貢献できるのです。健康である事は私たちにとって大きな財産です。お口と身体の健康管理にしっかりと取り組んでいきましょう。