院内ニュース

2018.3.31

フッ素の働きや虫歯予防

フッ素の効果は大人、子ども関係なく、虫歯予防に貢献してくれるので、毎日のハミガキ

や定期的な健診で、歯にフッ素を供給する事が大切です。販売されている歯磨き粉にはppmという単位でフッ素の配合量が記載されています。現在、日本で認められている市販の歯磨き粉の配合上限は1,500ppmとなっています。ppmの値が大きいほど、配合されているフッ素の量が多いので、効果は高くなります。しかし、大切なことは口の中にフッ素を留めておく事なので、ハミガキ後のうがいを大量の水で行ったり、何回も行ったりしてしまうと、せっかくのフッ素が洗い流されてしまうので、少ない水でうがいをする事が大切です。

最近では歯磨き粉の種類も多くなっており、様々な悩みに訴求した商品が販売されています。高濃度のフッ素を配合し虫歯予防に特化したものや、ステイン除去成分を配合し美白を訴求したもの、歯槽膿漏や歯周病、知覚過敏など症状の改善に訴求したもの等、ニーズに合わせて様々です。歯磨き粉は、お家でのメンテナンスの強い見方になってくれます。歯科でのメンテナンスとお家での虫歯予防をしっかり行い、健康なお口を維持しましょう。