勉強会だより・セミナーのお知らせ

2019.12.5

マタニティセミナーのご報告

みなさんこんにちは。サンシャイン歯科の笹井です。師走に入り、気温もかなり下がってきましたね。空気が乾燥し易いこの時期は、ウィルスが空気中で飛散しやすいです。特に感染力の強いインフルエンザを予防する意味でも、部屋の加湿をしっかり行い、空気中のウィルス拡散を予防して行きましょう。

『これからの季節にとっても大切!加湿でウイルス対策!』
冬が近付くこの季節、インフルエンザをはじめとするウイルス対策がとっても大切になってきます。冬は空気が乾燥して、湿度が下がります。湿度が下がると空気中にウイルスが拡散し易くなるので、飛沫で感染するインフルエンザウイルスが流行します。また、インフルエンザウイルスは湿度と室温をコントロールする事で、空気中のウイルスの数を減らせる事が分かっています。室温22℃程で、湿度を50%以上で保つと、ウイルス数を減少させる事ができ、予防に効果的と言われています。

『インフルエンザ予防に大切な4項目!』
①うがい②手洗い③加湿④口腔ケア、これら4項目が予防には重要になってきます。うがい、手洗いに関しては、外出から帰ったらまず、手洗い、うがいを行いましょう。うがいに関しては、いきなりガラガラうがいをするのではなく、始めに、ハミガキ後の様なクチュクチュうがいを行い、口の中の雑菌を払い流しましょう。その後ガラガラうがいを行います。加湿に関しては、上で述べた通りです。口腔ケアに関しては、毎日のケアになるのですが、口腔環境を整えて、歯周病や虫歯を予防することが大切です。高齢の方や子ども等、免疫力の低い方にとっては特に大切です。高齢者の施設で口腔ケアを行ったグループと行っていないグループでは、インフルエンザにかかった比率が10倍も違ったそうです。

『歯周病菌は様々な病気の悪化コンシェルジュ!』
風邪やインフルエンザにかかり、免疫が低下していると歯周病にかかりやすくなります。逆に、歯周病にかかると風邪やインフルエンザにかかりやすくなると言う事も分かってきました。脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、肺炎等様々な病気の悪化を歯周病菌が手助けすることが分かっています。たかが虫歯、たかが歯周病と侮っていると、いつの間にか大変な事になります。歯磨き、フロスをしっかり行いおうちでのケアと定期的な歯科での歯石除去を行い、口腔内環境を整えていきましょう。それが体の健康に繫がります。