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2017.12.12

マタニティセミナー

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急に寒くなって参りました。寒いと歯みがきもおろそかになりがちですね~。

朝起きてすぐの冷たいお水が歯にしみたりして…

でもお口の中のばい菌さんは、毎日毎日寒くても暑くても、せっせと仲間を増やしています。歯みがきをサボっちゃうとそのうち虫歯がいた〜いなんてことにならないよう。気をつけていきましょうね。

 

特にご妊娠されている方は歯周病が進行しやすいので気をつけていただきたいですね。妊娠期、授乳期はお体への負担が大きいので歯茎が腫れやすいと言われています。

妊娠性歯周炎ってお聞きになったことがありますか?

日本臨床歯周病学会によれば、一般に妊娠すると歯肉炎にかかりやすくなるといわれています。これは女性ホルモンが大きく関わってくるといわれていて、特にエストロゲンという女性ホルモンがある種の 歯周病原細菌の増殖を促すこと、また、歯肉を形作る細胞が エストロゲンの標的となることが知られています。

そのほか、プロゲステロンというホルモンは炎症の元であるプロスタ グランジンを刺激します。これらのホルモンは妊娠終期には月経時の 10~30 倍になるといわれており、妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎 が起こりやすくなるのです。

ただ、基本的にはプラークが残存しない清潔な口の中では起こらないか、起こっても軽度ですみますので、妊娠中は特に気をつけて プラークコントロールを行いましょう。油断すると出産後に本格的な歯周病に移行する場合もありますので、注意が必要です。

 

 来るべきご出産を迎えて、赤ちゃんとの楽しい生活が始まると思いますが、

その大切な赤ちゃんを虫歯にしないためにもお母さんのお口の健康が大事です。

日本小児歯科学会によれば、赤ちゃんがむし歯になりにくくするためには、妊娠中のお母さんのお口の健康を保つことがむし歯予防にとって大事だと言われています。

 

むし歯になるには、なりやすい歯並びや、歯の質、唾液の性質など、遺伝的なものも確かにあります。

 それよりも、赤ちゃんが育つ環境に左右されることが多いものです。家庭での食事や飲み物の与え方、歯みがきなどの生活習慣が赤ちゃんのむし歯をつくります。

 またむし歯菌はお母さんから赤ちゃんに伝播することが多いですので、妊娠中におかあさんの食生活の習慣の見直しを行い、赤ちゃんが生まれてから困らないようにしましょう。また、妊娠中の歯周病も胎児への影響が報告されています。妊娠中でも歯科受診は可能ですので、安定期に歯科にて妊婦歯科検診を受け、むし歯や歯周病などがあれば早めに治療しておくことをおすすめします。

 

また、妊娠中にキシリトールガムを摂取した方が赤ちゃんのむし歯菌の感染率が低下したとする報告もあります。むし歯菌はキシリトールを取り込んでもエネルギーにすることができないため、次第にむし歯菌の数は減少していきます。

ただし取りすぎるとおなかが緩くなることもあるので気をつけましょう

 

ご出産後は赤ちゃんに歯が生えてきたら早めに歯科医院を受診し赤ちゃんにあった予防のプログラムを組んでもらいましょう。

早期にフッ素を使うことにより酸にとかされにくい丈夫な歯にすることが出来ます。歯科医院ではお子様に合わせて、フッ素は濃度を調節して予防をしていきますので、副作用が出にくいと言われています。

 

 

ご妊娠されるとつわりなど大きな体調の変化でなかなか歯みがきまで気が回らないかも知れませんが、お母さんのお口の健康が赤ちゃんの虫歯を含めたお口の健康にも関係するのでしっかり歯みがきしてお口の環境を整えていきましょう。